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互生、対生事件

互生、対生事件_b0029648_2322710.jpg購入予定の種子の栽培方法、見た目、薬効なんかを調べるのに、結構いつも役立ってくれる「The Encyclopedia of Psychoactive Plants」の、カート(Catha edulis)の項目をふと読んでいて気づいた問題。
同書からスキャンした、左の画像を見れば分かるのだが、ここに載ってるカートの葉は対生(葉が1箇所に2枚、向かい合ってつく)なのだが、うちの株はどう見ても互生(1箇所に1枚、方向がバラバラにつく)。
そういうわけで、うちで育ててる株が実はCatha edulisではない可能性が出てきてしまった。
早速ぐぐってみたところ、ほとんどの海外の文章は対生であると書いてあるし、写真もほとんど対生。
かろうじてこことかこれが互生の可能性を示しているが、量的には対生とはっきり記述している文章が圧倒的に多いため、結構怪しい。
今育ててる株を使って多幸感を得ようなんて既に考えてなかったりするから、そういう成分が含まれている必要性はホントのところはないのだが、「怪しいものを育てている」というイメージをすることが好きだったりする自分としては、Catha edulisとは別物で、そんな成分全く含まれてないみたいな結論になっちゃったら、萎える。
まあ、今のところはまだ結論は出せないと言う感じか。

用語
ぐぐる=googleで調べる
対生の(日本語)=opposite(英語)
互生の(日本語)=alternate(英語)
輪生(1箇所に3枚以上の葉がつく)の(日本語)=verticillate(英語)

今回利用した図鑑のページ全体。6.5cm*8.5cmの写真を、↑みたいにきれいに引き伸ばせるなんて、スキャナはすごい。

by aconitum | 2006-08-11 02:38 | 栽培日記

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