ポリブルボンの花
2009年 01月 25日
おととし辺りの世界ラン展で買った、ディネマ・ポリブルボンが開花しました。
大きくはないけど、ちゃんと蘭らしい形をしているのが分かります。
なんか最近よく花が咲く気がするのですが、
同時に使ってる液肥の匂いが弱くなっているあたり、
窒素分が抜けてしまっているのかもしれません。
液中のアンモニウムイオンやら硝酸イオンといった窒素分は
空気酸化とか受けて最終的に二酸化窒素か何かになって空気中に逃げていきます。
この過程は温度が高かったり、光が良く当たるような環境だと速く進むと思います。
なので液肥は冷蔵庫にでも保存すべきかもしれません。
肥料としての窒素が少なくなると植物が花を付けやすくなるというのはごく一般的なことで、
園芸店などで買える肥料のうち花付きを良くする肥料として売られているもののなかには
窒素が一切含まれていないものもあったりします。
というわけで観葉植物が咲いたら困るって場合は窒素を切らさないようにするといいかもしれません。
自分は生物学を専攻する関係で植物についてもある程度知っているが、
ここを見てくださっている人々が皆そうとは言い切れないので、
たまには丁寧っぽく解説っぽく書いてみました。
そのわりに「かも」とか不明瞭な点が多いのは物事をテキトウにしか考えていない証拠か。
by aconitum | 2009-01-25 03:51 | 栽培日記